ペトロポリス便り
ボランティア活動報告 No.5
2003年 9月、 ペトロポリス 安見 清、 道子

昨年、成人向け義務教育の補習校(州教育局管轄のCentro de Estudos Supletivos de Petropolis)の分校を作る計画を立てた時、受け入れ生徒数を200名から300名と見積 もった。現在は、この数をはるかにオーバーして、カランゴラ分校は141名、カスカ チーニャ分校は347名、合計488名となっている。これらの事務管理を、我々二人だ けで処理出来るように、開設前の6ヶ月を利用してAccessで管理用プログラムを作っ た。そのためにデーター処理が楽になって、多数の生徒を受け入れることができるよう になった。

本校では、これまで、生徒管理が全くコンピュ−タ化されていなかった。そのため、「生 徒が自分の都合のいいときに登校し、指導にも個人的な応対をする、学習期間が限定さ れていない、等々」という講座の性質上、登録生徒は膨大な数に上るはずだが、その確 実な総数が把握できないばかりでなく、毎日の出席者数、レベル、講座別生徒数等の詳 細もつかめない状態にあった。長年企業経営にたずさわった身としては、会社ならとっ くに破滅している状態をみかねて、我々の分校に寄贈されたコンピュータに、我々の使 っているプログラムを入れて、本校に設置したが、なかなか使い出せないでいた。必要 に迫られて、最近やっと少しばかり手を付け始めた段階にある。我々にもう少し時間が あれば、もっとどんどん使えるようにしてあげられるのだが、今は分校の方だけで手い っぱいの状態で、それができないでいる。

カスカチーニャ分校は、教室を共同で使用している小学校が、近々移転するので、そう なれば、我々が4教室とホールをフルに使えるようになる。そこで、現在の使用時間だ けでは教室の稼働率が低すぎる。使用していない時間を、他の人達に入り込まれる心配 がある。活動を拡大させねばならない。要望の多い成人向け小学校低学年用教育を始めたいと、 先生と生徒管理のボランティアの派遣を市に要請するよう、カスカチーニャの町内会に 働きかけを始めた。更に、もっと他の講座も取り入れることを計画する必要がある。こ れらの応援者が必要だ。

また、分校には、いろいろの学校から、日本についての資料はないかとの問い合わせが ある。学園祭、生徒のグループ研究のテーマに、日本文化関係を選ぶことがブームにな っているが、資料がない、あなたたちは日本人だから何か持っているだろう、というわ けだ。そこで、教室の一角に、日本関係の資料を集めて、閲覧場所を作る計画を始めた。 ポルトガル語で書かれた日本に関する書物、パンフレットを集めること、また日本の風 景等のカレンダーも利用価値が高い。このための資料提供者を募ることを計画している。

以上

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