ペトロポリス便り
ボランティア活動報告 No.1

2002年 8月、 ペトロポリス 安見 清、 道子


目的:
ペトロポリス地域社会の文化、生活レベル向上を目的としたアタ文化センターは、1988年に設立、成人向け義務教育の補習授業を中心に主婦の内職講習まで範囲広い講座を開いて、約12年間続けたが、2000年1月会社売却に伴なって閉鎖した。この経験をベースに、ブラジル社会への奉仕として従来の活動を再開する事にしました。


1.日本語学校応援 ( 2001年8月より )
アタ文化センター閉鎖に伴ないペトロポリス日本語学校に移管していた日本語会話教室を応援。以前アタ文化センターにて製作したテキストの再編成、製作をした。週一回の生徒指導の応援(生徒数5ないし10名)JICAブラジル事務所後援の1都5州日本語教師合同研修会応援 、2002年2月ペトロポリス市で開催された同研修会を応援し、同時に独自作成の日本語講座テキストを紹介、当地における非日系人に対する日本語教育の方法の一つとして賛同を得て、このテキストが他の地域の日本語学校でも使われだしている。

2. 成人向け初等、中等教育講座(Curso Supletivo )分校開設の準備
(1)Cascatinha 地区: 州政府の教育機関である成人向け初等、中等教育講座(Curso Supletivo )のペトロポリス校のDiretor(校長)に分校開設のためシステムとそのための教師派遣を申請した。これにはアタ文化センターでの実績からすんなりと承諾を得られた。次に場所の確保として、以前市に寄贈した元ATA工場は、小学校と文化体育センターとして活用されている。この中の一部の教室の借用依頼を2001年11月に申請した。市側は市議会の承認を取付、正式使用許可証を2002年7月末日で発行した。これで分校開設の準備が整ったのだが、

使用が許可された場所は市の福祉課が現在使用しており、当初6、7月までには移転する手はずになっていたが、移転先の工事が遅れており、我々が使用出来るのは来年と言う見通しとなった。生徒管理のコンピュータのシステムと各種の記入フォームを作って、さースタートとなって、開始できないでいる。


(2) Caranngola地区: 我々の住む町内会の活動の一貫として、地域住民の教育向上活動を通し地域の安全向上(仕事のない若者の増加による危険の増加問題)の為に、近所の小学校の教室を借用して、まず(1)項の成人向け初等教育から始めようと言う事になった。(2002年4月)州政府の教育機関からの教師派遣はすんなりと承認されたが、小学校を管理しているカトリック教会の許可が出ない。口頭で許可が出ていたが、正式文章発行でつまずき許可が出そうに無くなった。(7月末日現在)

想像するに、教会は責任がずさんになりがちな町内会は信用出来ない。契約社会の当地では、裁判ざたになりそうな事は極力避けるが、キリスト教会も同じで、教育機関とAMI個人なら貸すといいだした。我々としては、町内会の応援で出来ることと、町内会が安全確保の為に住民教育をしようと言う発想に賛同しての事で(日本の低開発国援助は安全保証の為と言う考えと通じると思う) 、我々だけでは出来ないと暗礁に乗り上げてしまっている。

3. 将来計画:
2.(1)項の教室使用開始し、最初の講座が軌道に乗ったところで、日本政府の機関に働きかけ日本文化紹介講座を取り入れていきたいし、日本からの海外青年ボランテアーの研修の場所として活用が出来る様にしていきたいと思っています。これらに関する情報がありましたら教えて下さい。


以上
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